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邪気眼のガイドライン 第弐拾護章「愚者の宴」

499 :水先案名無い人:2007/12/03(月) 21:24:56 ID:DX0XFZmh0
教師「なんだ、きょうも邪気子は休みか。しょうがないなー。おい男! おまえプリント届けてやってくれ。家近いだろ」
男「はあ、まあいいっすけど……(あんまり話したことないんだよなあ)」

ここが邪気子の家か、あってるよな? なんか表札はがしてあるけど。
女「誰だ!? 機関の者か!」
男「あ、いや、男ですけど。邪気子さんいますか」
女「ふむ、刺客、というわけでもなさそうだな……」
男「はい?」
女「まあいい、あたしが良いというまでドアノブにはさわるな、感電する」
男「あ、ああ……(もうさわってるけど)、お邪魔します、これ、学校の――」
 女はなぜか病人着である。右手には包帯が、左手にはゴム管が巻かれている。
 さらになにか注射の跡(のようなつねったあと)が。早く帰ったほうがよさそうだ。
女「ありがとう、そこに、おいといてくれ……ゴホッゴホッ」
男「あ、ああ」
女「すまないな、あたしなんかのために、わざわざゴホッゴホッゴホアッ」
男「いやいいよ。じゃ」
女「ゴッホ、ガッハゲッホグホア」
男「大丈夫か?」
女「ガハッ! ガハッゲホッガハ」
男「な、おい! これは血じゃないか」
女「ご、ごほっ! 近づくな! おまえも侵食される! 感染するぞ!」
 包帯の巻かれた腕だけが別の生き物のようにわなないている。
男「なにを言ってるんだ? 早く救急車呼ばないと……」
女「だめだっ! 外の連中にあたしの眼の存在をさとられたら……!」
男「いや、なにいってるんだ。大丈夫なのか」
女「やめろ! あたしにさわるな!」
男「ってこれ万年筆? なんだ? インクじゃないか! おいおい、冗談かよ」
女「いいんだ……最期に、会えたのが、おまえで、よかった……」
 聞いちゃいねえ。女は寝息をたてだした。
男「帰るか……」
女「ククク、この小娘は意志が強くてこまるぜ」
男「!!」

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